公開日:2020年8月21日 最終更新日:2020年8月21日
「青田ミコトの大人の恋トレ」を主宰し、InstagramやLINEで恋愛アドバイスを配信している青田ミコトさんと、大人の恋愛について考える連載「大人の恋トレ」がスタート!今回は「追いつめる恋愛-エモーショナルなオンナはネコ化する-」をお届けします。
オンナがネコ化するときは、精神的に追いつめられている状態
後ろ足でズリズリと、後ずさりしながら部屋の隅まで追いやられたときのネコは、「フミャーーー!!」と牙をむき、襲い掛かってくる。
そんなネコのように、精神的に追いつめられたオンナはネコ化する。
追いつめられて逃げ場がなくなったときの不安感や焦る気持ちや恐怖は、ネコもオンナも一緒なのです。
オンナとオトコは、脳の仕組みが違うという。女性は感情的、男性は論理的に考えるそうです。
言い合いだったり、喧嘩だったり、精神的に追いつめられて感情的になったオンナを想像すれば、「ネコ化するオンナ」という表現も納得できるのではないでしょうか。
オンナの本音は「共感して欲しい」「同情して欲しい」「同意して欲しい」
そもそもオンナは、エモーショナル (感情的:今風にいえば「エモい」 笑) でヒステリック。
そんなオンナに対してオトコは論理攻めで押さえ込もうとしますが、そうなると、まるで火と油の戦いになる。終着地点が見えなくなるのです。
オンナがヒステリックで感情的になっているときは、「冷静に論理的に解決へと導こう…」とするオトコの態度も癇に障って気に入らないし、一層、ヒステリックになる。
そういうときのオンナの本音は「共感して欲しい」「同情して欲しい」「同意して欲しい」で溢れていて、それなのに「共感してくれない…」「同情してくれない…」「同意してくれない…」と感じて不満や不服がたまっています。
そして、感情が爆発してネコ化するのです。「共感して欲しい!!!」「同情して欲しい!!!」「同意して欲しい!!!」 キィィィーー!!!みたいな(笑)
その後、ネコ化したオンナは、「なぜ、共感してくれないの?」「なぜ、同情してくれないの?」「なぜ、同意してくれないの?」と、不信感や不安から相手を追いつめていくのです。
仕方がない、オンナは、そういう脳のつくりなのだから…
相手との心の距離が近いほど、ネコ化に拍車がかかり暴走する
全くの他人であれば、オンナだって、ここまで感情的にはなりません。相手との心の距離が近ければ近いほど、ネコ化に拍車がかかり暴走します。
「大好きな彼だからこそ、私の気持ちをわかってくれているはずなのに…」「家族だからこそ、わかってくれるはず!」と、距離が近い人に対しての「同調して欲しい気持ち」と「甘え」が出るのです。
とはいえ、当たり散らされる相手は堪ったもんじゃない(笑)。オンナのネコ化を防ぐ方法を考えていきましょう!
オンナのネコ化を防ぐ方法 「ヒートアップした感情を鎮める」
ネコ化するエモーショナルなオンナを止めるには、「ヒートアップした感情を鎮める」ということが大事。これが、オンナのネコ化を防ぐ方法です。それには「ひとりになる時間」が必要なのです。
とはいえ、ここでオンナが相手に対して「背を向けた!」と感じたら攻撃してきますので要注意!
「背を向けた!」「向き合うのを拒絶した!」と感じられないように、サラリと距離を開け、お互いが冷静になれる状況をつくることができるスキルは、いい男の条件だと思います。難しいけど…(笑)
オンナに感情的に煽られて、熱くなりすぎないようにね。
これを読んでくださっている女性も、「自分がネコ化してきたな…」と感じたら、相手に嫌われないうちにヒートアップした感情を鎮める工夫をしましょう!
【取材協力】
ライター・青田ミコトの「大人の恋トレ」主宰
青田ミコトさん
恋愛コミュニケーション・心理という切り口でコラムを執筆すると「泣きました」「心に沁みました」と大反響。「大人の恋愛は様々な事情や過去が絡んで複雑化する」と「青田ミコトの大人の恋トレ」を主宰。InstagramやLINEなどで恋愛アドバイスを配信。
取材・文 / エルシーラボ編集部