【秩父・三峯神社】神氣・霊氣を浴びながら、もののけ姫のモロの世界を感じる旅

2020-02-28

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公開日：2020年2月28日　最終更新日：2020年2月28日

平成から令和へと時代が移り変わり、社会や人の心の変化を感じる今、あなたが強い意志をもって何かを成し遂げたいと願ったり、人間関係のしがらみから離れたいと感じるのなら、凛とした清く澄んだ空気に包まれている三峯神社参拝はいかがでしょう。神氣・霊氣を浴びながら、もののけ姫のモロの世界を感じてみてください。

もののけ姫のモロの世界は、日常から離れた場所にある関東屈指の龍穴

日常から離れた場所で、静かに神社参りをしたいと思ったとき、ふと浮かんだのが埼玉県秩父市三峰にある三峯神社でした。

この神社は秩父の山間にある神社なので気軽に遊びに行けるような場所ではなく、筆者も、年数回、三峯神社に参拝している友人に電車とバスのスケジュールを組んでもらい、やっと参拝する勇気がもてた神社です。

二ホンオオカミが神格化した「大口真神」が御眷属(神の霊力を受けた神の御使い)の神社で、境内を守るのは狛犬ではなく、オオカミです。そして、このオオカミは「もののけ姫」で「シシ神の森を守護する白い犬神(モロ)」のモデルといわれています。

また、フィギュアスケートの浅田舞さんが妹真央さんのために参拝し、その後、真央さんが2010年に開催されたバンクーバーオリンピックで銀メダルをとったことでも有名です。

「ご利益がある神社」との噂が広がり、毎月1日限定で授かることができる「白い氣守り」というお守りは、あまりにも人気を集めて交通渋滞まで引き起こしたため、販売中止になったほどです。

筆者が初回に参拝した行きの道中、友人から「もしかしたら、氣当たりして2週間くらい寝込みかも…」と告げられましたが、「まさか、そんなことにはならないだろう…」と甘く捉えて参拝し、帰宅後、きっちり2週間、風邪や体調不良で寝込み、「氣当たり」を体験しました。

「氣当たりする」ということは、その神社との相性が良く、神社の神氣や霊氣をカラダに取り入れすぎるために起こるそうです。三峯神社が修験道の霊場で、どちらかといえば「厳しい神社」だからなのかもしれません。

もちろん、氣当たりされない方もいらっしゃいますので人それぞれです。

三峯神社は三峰山の中にあり、三峰山(妙法ヶ岳・白岩山・雲取山の3つの峰)は、富士山から東京へと流れる強い龍脈上にあるそうで、山々の強い氣が流れ込む関東屈指の龍穴。

ここの強く厳しい氣は、いつ参拝しても凛とした清く澄んだ空気に包まれます。

「三ツ鳥居」をくぐり、「隋身門」を抜けると「氣が変わる」といわれているように、その空気の変化を肌で感じると思います。山の中にある神社なので天気が変わりやすく、霧が発生したり、曇り・雨・雪が多いので神秘的です。

そんな中、今回の参拝ではビックリするような晴天。ただやはり風は強く吹き、冷たい空気が「厳しさ」の演出を手助けしているかのようです。雪もちらほら見受けられました。

三峯神社に向かう山道では、神様の御使いともいわれているイノシシがバスを横切り、急ブレーキをかけるというハプニングからのスタートでしたが、今回の参拝で一番驚いたのが「ご祈祷」の時間でした。

ご祈祷の最中に「ゴォー」という山風の音が鳴り、ご祈祷を受けている全員が、音がする方向に顔を向けてしまうほどの突風が本殿に吹き込みました。神社では「風が吹くと良い」といわれているからでしょうか。

また、ご祈祷の最後に宮司さんから「ただいま、気温は5度。いつもならこの時期、雪が積もっていたり、風が強く寒いのですが、今日はいいお天気です。どうぞ、神氣・霊氣を浴びながら、境内のいろんな場所をご散策ください」とのお言葉があったりと、いつもと少し様子が違うご祈祷でした。

三峯神社の強く厳しい氣は、強い意志を持って仕事をする経営者・個人事業主・個人の才能で仕事をする人に合っているそうです。仕事が増えたり、環境が変わったり…という参拝後の変化を経営者や個人で仕事をしている人は感じやすいのでは？と思います。

もしもあなたが強い意志を持って何かを成し遂げたいと願うなら、三峯神社を参拝してみたらいかがですか？

もののけ姫のモロのような御眷属が、あなたの発展を後押ししてくださるかもしれません。

【三峯神社】

埼玉県秩父市三峰298-1

構成・文　/　エルシーラボ編集部

【エルシーラボ編集部】

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