公開日:2020年10月15日 最終更新日:2020年10月15日
初対面の印象は「たった5秒で決まる」といわれています。しかし、コロナ禍では「マスク姿」「フェイスシールド着用」、または「オンライン」での初対面。第一印象がその人の評価や好感度に繋がるため、工夫して好印象を残したいところ。ここでは、コロナ禍での初対面で第一印象をアップする方法を考えていきましょう。
初対面の印象は「たった5秒」で決まるが、印象を挽回するために必要な時間は…
初対面の印象は、その人の評価や好感度になり、その出会いから人間関係を築いていくことになります。スタート時に躓いてしまわないように、第一印象は良くありたいもの。
初対面の印象は「たった5秒で決まる」といわれていますが、第一印象が良くなかった場合、その印象を挽回するためには「2時間以上話すこと」が必要だそうです。
とはいえ、初対面で印象が悪かった人と2時間以上話すのは苦痛ですよね。そんな再チャレンジの場を与えてくれる人は、あまりいません。初対面の印象が悪いと、その挽回は厳しいのが現実です。
それならば、初対面での第一印象が良くなるよう、気をつけていきたいですよね。
コロナ禍での初対面では、どこに気をつければいいの?
初対面の印象に影響を与える項目は、「表情」「態度」「姿勢」「身だしなみ」「声」「話し方」「言葉遣い」、「話している内容」「時間のマナー」などがありますが、中でも「表情」「声」「姿勢」は重要です。
マスク姿のときの表情のポイント
初対面のとき、人は真っ先に相手の顔を見ます。表情から得られる情報が、第一印象の評価ポイントになります。
しかし、コロナ禍の対面では、「マスク姿」「フェイスシールド着用」というように口元が隠れています。
目元しか見えないため、表情が読み取りにくいのが問題点ですが、「目は口ほどに物を言う」といわれるように、「表情豊かな目元づくり」を意識してみましょう。ポイントは、「表情のリアクションを大きくする」です。
コロナ禍での声のポイント
マスクやフェイスシールドをつけているとき、声は籠もりやすくなり、相手の耳には届きにくい。とはいえ、コロナ禍では、飛沫が飛びそうな大きな声はマナー違反。
そんなときの「声」の工夫は、「滑舌」です。
マスクやフェイスシールドを着けているからといって、口元でモゴモゴ話すのではなく、丁寧に滑舌よく発音することで、聞き取りやすい声になります。
また、大きな声を出さなくても、響きの良い声は相手の耳に届きやすくなるので、お腹に力を入れて、お腹から声を出しましょう。
印象力をアップさせる姿勢のポイント
姿勢のポイントは、コロナ以前と変わりません。肩に力を入れず、背筋をしゃんと伸ばし、胸を張りましょう。
とくに、相手の立場や役職に惑わされて気後れし、自分を出せない方は猫背になりがちです。初対面の雰囲気に飲み込まれないように、まずは堂々と胸を張りましょう。
焦ると仕草なども雑になりがちですので、心に余裕を持ち、丁寧な仕草を意識してみましょう。
どんなに規制がかかっても、工夫すれば「変化できるもの」になれる
コロナ感染対策で、対面での人と会う機会は減ります。初対面で好印象を残し、オンラインで打ち合わせ…という流れにもっていくには、少ないチャンスを生かす工夫が必要です。
進化論を説いた、イギリスの自然学者・ダーウィンの有名な言葉に「最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるのでもない。唯一生き残るのは、変化できる者である」とあるように、コロナ禍の規制がかかるシチュエーションでも、「工夫して対応できるもの」が「変化できるもの」なのです。
構成・文 / エルシーラボ編集部
【エルシーラボ編集部】
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