公開日:2020年10月24日 最終更新日:2020年10月24日
「私はセンスがない」と悩んでいる人は多いらしい。とはいえ、「センス」には目に見える物差しがないから学びにくい。どんなふうに「センスがない」を克服したらいいの?もしかして持って生まれた才能の差なの?と、センスがいい人を見て羨ましくなる。そんな人は、センスがいい人との違いを考えてみましょう。
「センス」は、様々なもので評価される基準
文章のセンス、会話のセンス、デザインのセンス、仕事のセンス、服装のセンス、遊びのセンスなど、様々なものに「センスがいい」「センスが悪い」という評価基準があります。
「センスがない」「センスが悪い」と思っている人にとって、「どこで、誰に教わったらいいの?」と悩ましい課題です。
なぜならセンスは目に見えない基準で評価されるものなので、習って得られるものではなく、慣れて感覚にしていくものだからです。
ここが他の人と違う!センスがいい人がやっていること
・豊富なリサーチでインプットしているから世界観が大きい
センスがある人には、「ここが他の人と違う!」というポイントがあります。それは、豊富なリサーチの量。多岐に渡る分野の情報を調べてインプットし、自分のものにしています。その量が、他の人より圧倒的に多いのです。
ここからいえることは、センスがある人の世界観は大きいということ。柔軟性があり、好奇心が旺盛なので、知らない世界にも飛び込んでいくタイプです。
そして、見るもの、聞くこと、触れるものから刺激を受け吸収するのが上手いのです。
・自分の感覚を信じる心の強さがある
センスがいい人は、心の中に「人の意見に左右されない芯」があります。言い換えれば、「人に評価されなくても、自分の感覚を信じている心の強さ」です。
歴史に残るほどの才能やセンスに恵まれている天才芸術家が、当時は不遇だった…というように、時代の最先端を走るセンスの良さは、一般には評判が芳しくないこともあります。
「時代が追いつかないほどの、素晴らしいセンス」は、ときに評価が遅くなることもある中で、そんな環境に腐らずに、自分が「魅力がある」と判断したものをひたむきに愛し、貫ける強さを「センスがいい人」は持っているのです。
・緻密な構成が素晴らしい
文章のセンス、会話のセンス、デザインのセンス、仕事のセンス、服装のセンス、遊びのセンスなど、どの分野においても、「センスがいい」のポイントは「構成力」です。
逆にいえば、構成を変えたらセンスが良くなる可能性を秘めている人が、世の中にはたくさんいるということ。それは、思わず「惜しい!」と口に出てしまうレベル。
ではなぜ、「惜しい人」がたくさんいるのでしょう?
それは、構成を考えながら話す、文章にする、デザインにする、と「構成」を意識しながら表現するには、頭の中が整理されていないとできないからです。行き当たりばったりでは、構成は良くなりません。
頭の中を整理するには、冷静に、客観的に、俯瞰的に考える練習が必要です。勢いで、熱くなりすぎて、行き当たりばったりで、適当に…、ではなく、1つ1つ丁寧に表現する習慣を身につけましょう。
センスの良さは総合的に反映する
センスがいい人は、偏りがありません。文章も、会話も、デザインも、服装も、総合的にセンスが光ります。
これは、センスアップのポイントである「構成」を意識する上で、頭の中を整理する習慣があり、出来事や各分野の作業時に組み立てて考えるチカラがあるということ。
また、豊富なリサーチで世界観が広く、考え方にも偏りがないことも影響しています。
あなたが「センスがない」と悩んでいるのなら、センスがいい人がやっていることをマネてみることから始めてみましょう。
構成・文 / エルシーラボ編集部
【エルシーラボ編集部】
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